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安東地域で発見された調理書の内容のほとんどは酒の醸造法である。 酒は韓国の 属している文化圏にある他の国の影響を受けながら独創的な文化の受容段階を経 て時代的な嗜好の変化を通じて栄枯盛衰してきたといえよう。 強い酒は他郷をさ すらう流動的な社会で多く飲まれ、薄い酒は一つの場所に定着して生活する安定 的な社会で多く飲まれた。 安東地域には安東焼酒などの家醸酒 がある。 このような酒は高い度数で有名だが、これは高麗時代の遊牧民族であっ たモンゴル族から伝來したためである。

  安東焼酒は全国的に有名であり、平民まで略式で醸造して飲んだ伝統酒である。 純穀蒸留酒独特の芳しい香りと辛みの刺激から來るひりひりした味が特徴で多く の人々から愛されている。 そのこくのある味と濃い香りで有名な安東焼酒は日本 と中国の東北部まで輸出するほど人気があった。 慶北無形文化財12号であり、度 数(45。)が高いため、薬用としても使用された。